一般社団法人 杭抜研究会

施工事例

 
施工会社 司佐基工株式会社
工種 既存杭引抜工事(場所打ち杭・H形鋼)
現場住所 広島県広島市某所
工法 オーガーケーシング工法(スイングジャッキ併用φ2500)
引抜杭明細 場所打ち杭
φ 900 掘削長25.0m 杭実長19.3m 4本
φ1100 掘削長25.0m 杭実長19.3m 4本
φ1300 掘削長25.0m 杭実長17.8〜19.3m 14本
φ1500 掘削長25.0m 杭実長19.3m 7本
H形鋼
H300(棚杭) 掘削長20.0m 杭実長12〜17m 9本
合計  36本
使用機械 TK750S 多滑車杭抜機 1台
650TLX  削孔機 1台
1000HLX 相判クレーン 1台
0.45m3油圧ショベル 1台
埋め戻し材 流動化処理土
 

 本現場は既存建物に地下が存在し、既存杭の天端迄が5.7m〜7,2mと深く、更に杭間が最も短いところで800oと接近しており、確実な杭頭へのアプローチと、崩壊による施工地盤へのリスクを検討した結果、スイングジャッキ併用の工法を提案し、採用となりました。
 現場は、道路向かいには大型の病院、隣接地には高層マンションがあり、騒音と泥水、砂埃等の飛散には、特に注意した作業を求められた。
 現場内の地層は、支持層の高低差が10mもあり、設計の杭長よりも短い杭がほとんどで、掘削完了の既存杭縁切りを確認すべく、杭頭に確認棒を設置し、確実な杭抜きが可能となりました。


 
     
     
     
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