駅周辺の土地区画整理事業のエリアで、今回の敷地は北側と東側には既に新築の家が建てられている為に、振動・騒音には特に配慮を求められた現場でした。 既存杭は、平成5年に建てられたマンションの杭であり、コンクリートの品質が良く強固でした。隣地に近接していた杭もあり掘削は慎重に行い、非常に苦労しました。 杭穴の埋め戻しは、セメントミルク貧配合+スクリュー攪拌を採用し、実験的に強度試験等も自主的に行い、杭抜研究会としてのモデル現場となりました。