一般社団法人 杭抜研究会

施工事例

施工会社 SNE Engineering Co.,Ltd.
工種 地中障害撤去工事
現場住所 香港
工法 オールケーシング工法
引抜杭明細
杭径 杭種 撤去長 本数
Φ2800 場所打杭 鉄筋D51oダブル L=35m 2本
Φ2800 場所打杭 鉄筋D32oシングル L=35m 3本
Φ1300 場所打杭 L=35m 8本
Φ1300 場所打杭 斜杭 L=35m 4本
Φ1200 場所打杭 L=35m 9本
Φ900 場所打杭 L=35m 8本
Φ500 場所打杭 L=35m 4本
□500 RC杭 L=35m 52本
□500 RC杭 斜杭 L=35m 13本
1.2×2.8m 壁基礎 L=35m 3本
0.8×2.8m 壁基礎 L=35m 4本
H305 極厚H鋼杭 L=35m 350本
H305 極厚H鋼杭 斜杭 L=35m 7本
H305 極厚H鋼杭 L=35m 24本
使用機械
全周回転掘削機(日本から持込) クローラークレーン(日本から持込)
RT300HV 1台 120t 1台
RT260H特 1台 90t 3台
RT200H(H) 3台
RB-200HC-V 1台
MT200-RBN 1台 クローラークレーン(香港現地リース)
250t1台
全周回転掘削機(香港現地リース) 200t 1台
RT300  1台 100t 1台
LefferΦ3000  1台 90t 2台
RT200H(H)  1台 80t 3台
  2011年7月末現在
 
本現場は中国から香港へ新幹線を開通させる為の、シールドマシーンの障害となる様々な種類の既存杭を撤去しています。
SNE Engineering は日本の施工会社を中心に香港法人との合併会社であり、香港スタッフの経験、知識、技術提案も取り入れながら現在施工をしています。

約3キロに渡る施工範囲の中で施工現場が約10ヵ所あり、杭種、現場状況、現場条件を考慮し、私達は各現場ごとに最適な機械選択をしながら限られた工期を守る為に施工順序を計画しています。
香港での施工は、言葉、文化、現場ルールの違いがあり戸惑うところもありますが、その様々な違いを乗り越え、日本人スタッフ、現地スタッフ、、元請けが同じ目標に向かって一丸となり安全で確実な施工を行っています。

香港では我々の提案した工法での地中障害撤去の実績がなく、初めての試みです。
国境を越えて本プロジェクトに参加する仲間全員が英知と情熱を結集し、本工事が成功を収めると香港に新幹線が走ります。
そうなれば、私達の行っている仕事は香港建設業界に新たな1ページを開く事となるでしょう。

SNE Engineering スタッフ@
 
SNE Engineering スタッフA

※写真をクリックすると拡大いたします。

施工現場状況@-1
縦150m×横150mの現場敷地内施工状況
使用機械台数
・クローラークレーン4台
・全周回転掘削機3台
撤去杭明細
・φ2800場所打杭5本、極厚H鋼200本
 
施工現場状況@-2
縦50m×横200mの現場敷地内施工状況
使用機械台数
・クローラークレーン4台
・全周回転掘削機4台
撤去杭明細
・極厚H鋼150本

 


施工現場状況A
7m下のH鋼を撤去するために山留架設構台を設置し構台上からの施工状況
使用機械台数
・クローラークレーン2台
・全周回転掘削機1台
撤去杭明細
・極厚H鋼杭12本
 
施工現場状況B
縦150m×横50mの現場敷地内施工状況
使用機械台数
・クローラークレーン2台
・全周回転掘削機2台
撤去杭明細
・φ1300鋼管巻場所打杭12本
(斜杭4本、直杭8本)

※写真をクリックすると拡大いたします。



Φ2800場所打杭撤去状況(鉄筋32o)
 
極厚H鋼撤去状況@

 


極厚H鋼撤去状況A
 
Φ1300鋼管巻場所打杭撤去状況(斜杭)@

 


Φ1300鋼管巻場所打杭撤去状況(斜杭)A
 
□500斜杭撤去状況(RC杭)

 


転石層掘削状況
 
切削撤去した転石(ボルダー)

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